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ケーススタディ:光学系のレンズユニット評価代行による、お客様工数の削減

fθ Optical System Performance Evaluation Machine|fθ光学系 性能評価機

トヨテックが光学レンズ、レンズユニットをご提供する業界に「センサー」「ロボット用カメラ(マシンビジョン)」があります。
自動化、省力化の時流の中で継続的にご要望、課題を頂いている業界です。

光学ユニット組込製品メーカー様における「評価」の課題

 

カタログ品標準品から、センサーメーカー様のユーザー毎に異なる仕様の製品まで幅広くトヨテックにご相談していただいておりますが、近年メーカー様の課題としてよく挙がるのが、製品評価の問題です。

光学系評価の例:レーザーラインジェネレーターレンズ

 

 

メーカー様で、レンズユニット受入後の検査工数が増大

一般にセンサーメーカー様は光学レンズ、レンズユニット等をレンズメーカーから調達し、自社製品に組み込んで製品として販売されます。近年では最終ユーザー様の工場ラインごとに異なる仕様のセンサー等を要求されるケースも増えており、商品ラインナップが大幅に増加傾向にあり、特注仕様の生産も増えています。

 

さらに生産ラインのサイクルタイム向上を実現するために、光学系の性能もより高性能・複雑なものが求められており、製品の性能評価に係る工数・時間も比例して増加傾向にあります。

 

特にその状況下で課題となっていることが、お客様社内で製品評価を行い特定製品にNGが出た場合、その原因究明が困難、多大な時間が掛かることです。

 

納品されたレンズ単品での性能評価について、レンズメーカーが確かな品質のものを納品していたとしても、レンズユニットとして組み立てた際、お客様製品に組み込んだ際に光学系が正しく動作するかは別の問題となります。検出するワークや使用する光源、センサーの使用環境等の諸条件を考慮しなければ、最終的に問題のない光学系ユニットかどうか、という点は評価できません。組立工場によっては光学系の十分な評価設備がないケースも多く、その場合はレンズメーカーに問合せ・評価依頼を都度行わなければなりません。

 

製品点数が増え、製品性能もハイスペックとなっていく中で、製品のどこに問題があるのか、そして光学系が問題であった場合、具体的にどの箇所を見直せばいいのか、それを突き止めるまでに時間が掛かりすぎている、というのがいくつかのセンサーメーカー様における喫緊の品質評価の課題でした。

 

最終製品の評価のお手伝いまでが、トヨテックの仕事です

 

Specialized Evaluation Machine for Diffractive Optics|回折光学系 専用評価機 Specialized Evaluation Machine for Diffractive Optics|回折光学系 専用評価機

トヨテックはこの課題に対して、通常のレンズメーカーが易々とはやらない段階まで踏み込んで仕事を行っています。上記はあるお客様の光学系 品質評価の個別課題に対して、トヨテックが製作した専用の評価機の事例です。センサーの対象ワークや使用環境に応じた評価機を製作いたしました。

 

このように特注で製作した評価機は、お客様の工場に最終的納入され品質保証の工程で稼働することもあれば、トヨテック社内でレンズユニット(場合によっては製品OEMまで実施)の評価を行う際に稼働することもあります。

 

レンズメーカーとして顧客仕様を満たすレンズ・レンズユニットを製作することはもちろんですが、その後の「お客様の最終製品」の光学系の保証を行うことまでが私たちの仕事だと考えています。

 

光学系の品質保証に課題を感じておられる方は、ぜひお気軽にトヨテックにご相談ください。

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