光学システムやレンズに関する技術情報のことなら

レンズへのコーティング、蒸着は可能ですか?

はい、光学設計技術ナビを運営するトヨテックではレンズへのコーティング、蒸着が可能です。

基本的な光学製品によく使用される、AR(反射防止)コート、金属膜(全反射 / アルミ・銅)コート、加えて 防汚性やはっ水・はつ油性、耐摩耗性などの性能を向上させるハードコートが可能です。成膜方法としましては、真空蒸着とスパッタリングでの成膜が可能です。

AR(反射防止)コートについて
光が空気からコーティングされていないガラス基板やプラスチック基盤を通過する時、光が各境界面で反射し、一部は吸収されます。その結果、限られた入射光だけが基盤を透過することになり、スループット(伝わる光エネルギー量の大きさ)が減少します。効率よく光を通し、ゴースト像の発生を低減、また、レーザーアプリケーションシステム内で光が反射してシステム内を逆方向に戻る危険性を低減するためにも、反射防止 (AR) コートが使用されます。当社では片面ARコート,2層ARコートから、両面多層ARコートまで対応しております。

Vコートについて
ARコートの1つ、反射防止用のVコートは、非常に狭い波長域内で透過率を向上させるようにデザインされたARコーティングの一種です。透過率対波長の曲線がDWL(設計波長)で最小となる「V」字形になるからです。Vコートは、単一周波数や狭帯域なレーザー、或いは半値全幅 (FWHM) の狭い光源を用いる時、最大透過率を得るのに理想的です。

金属膜(全反射)ミラーコートについて
可視/近赤外域のミラーコート用によく使用されるアルミニウム(Al)、銅(Cu)コーティング対応しております。当社では異形状製品への被覆性・信頼性が圧倒的に高い成膜加工が可能です。

ハードコートについて
プラスチックカバー製品などの耐久性を高めるハードコートは、防汚性、はっ水・はつ油性、耐摩耗性に優れています。

当社にてお客様の要求値をもとにした成膜設計・シミュレーション検討が可能ですので、ご要望と合わせてお気軽にお声掛けください。