当社では、紫外域のレンズの生産実績はございません。紫外域は一般的に100nm~400nm波長の領域とされており、当社は可視光~近赤外域までの波長域(400~1000nm程度)の領域での光学部品が主なビジネスとなっております。
当社にてよく使用するCOPという種類の樹脂材料を、紫外域で使用しようと試みましたが、COP樹脂の紫外域における耐候性がなく、樹脂自体が黄変したり、劣化し、実用化は出来ませんでした。
ですが、世間的には紫外域の耐候性に優れるシリコン樹脂を用いた実用実績はあり、当社でも過去に技術検討をしたことがございます。
紫外域は除菌や殺菌という効果もあり、深紫外といわれる領域のLEDも各社開発されております。
当社では現在これらと当社の光学系をマッチングさせたビジネスモデルを模索しております。
現在は紫外域のレンズの生産実績はございませんが、深紫外領域のLEDと光学系をマッチングさせたビジネスモデルの模索を行っておりますので、今後これらの情報についてはでき次第発信してまいります。