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小R(曲率半径)高精度マイクロシリンドリカルレンズ

詳細情報

アプリケーション種別レーザー投射、計測
製品種別 高出力半導体レーザー・LiDARシステム向けマイクロガラスシリンドリカルレンズ
主要適応業界その他
対応幅R3以下、φ1mmレベル
ワーク、対象レーザー光学システムにおけるビーム品質、スループット、およびコスト効率の最適化
納期サンプル 2025年秋以降出荷開始

開発ストーリー
「トヨテックだからこそ提供できる、唯一無二のレンズ加工技術を世の中に出したい」

― そんな想いから、この開発は始まりました。

トヨテック独自のガラスシリンダーレンズ加工技術は、長尺シリンダーレンズを低コストで仕上げる独自の手法に基づいています。この技術は長きにわたり、日本国内および北米の顧客に支持されています。今回、その技術を生み出した社内技術者と、日本と中国のエンジニアチームがタッグを組み、新たにマイクロシリンドリカルレンズへの応用と量産化を実現するべく開発に取り組んでいます。

以前より、お客様からはマイクロレンズの引き合いを多くいただいていましたが、従来は初期投資コストのかかるガラスモールド方式しかご提供できず、私たちの中には「もっと柔軟で、コスト効率の高い製法を開発したい」という強い思いがありました。

 

高精度なビーム成形を可能にする、マイクロシリンドリカルレンズとは?

トヨテックはレーザー用途に最適化した小R(曲率半径)の高精度マイクロシリンドリカルレンズ を開発しています。
この新技術は当社独自の加工方法で、ガラスモールドを必用としません。
サブミクロンの表面精度を達成しており、従来の研磨加工では困難だった深いR形状の精密加工にも対応しています。

本レンズは以下の用途に最適です:
・半導体レーザーやLiDAR用途におけるビーム整形
・ファイバー結合効率やセンサー測距精度の向上
・光学設計の簡素化と量産性の両立

また、ガラスモールド非球面レンズ用の高精度プリフォーム材としても活用可能で、初期形状精度が成形品質やサイクル効率の安定化に寄与します。

主なメリット:
✅ ガラスモールド不要 → 金型・初期投資コストを削減
✅ ビーム均一性向上 → 生産歩留まりの改善
✅ 設計自由度の向上 → 小型モジュールへの最適化が可能
✅ モールド用プリフォーム材としても有用 → 高い形状再現性と一貫した成形性

サンプル提供は2025年秋以降を予定しております。
レーザービーム制御やガラスプリフォーム供給における高性能・コスト効率の両立をお探しの方は、ぜひ以下よりご連絡ください。

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