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ケーススタディ:「トヨテック海外工場活用によるグローバル調達安定化・BCP対応」

本ケーススタディでは、トヨテックがお客様に提供可能な付加価値、サービスについて事例を元にご説明します。

欧州工業用センサーメーカー様の課題

欧州の工業用センサーメーカー様で近年トヨテックにご相談頂き、サービス提供させて頂いたテーマが「トヨテック海外工場での生産対応」です。
今回はこの「海外工場での生産対応」に焦点を当て、お客様のメリット、トヨテックがご提供できる価値についてご説明します。

 

 

 

 

 

サプライヤーがグローバルに偏在。BCPとSCM最適化の観点からバランスの取れたサプライチェーン構築を模索


画像引用:ESRIジャパンhttps://www.esrij.com/industries/manufacturing/supply-chain/

2021年初頭にPanasonicが世界的なSCMソフト大手メーカーの買収を検討していることが話題に上がったように、SCMの重要性は年々増大しています。SCMの最適化は数パーセントの改善であっても売上が数千億円~超に達するグローバル企業においては、数十億円以上の改善効果をもたらすため、調達担当者だけではなく、経営層、製造サイドからみても重要なテーマです。

またグローバルに展開されているメーカー様では、万一の災害や政治的リスク、サプライヤーの持続的事業性等様々な要素を鑑み、所謂BCPとして強靭なサプライチェーンを構築する必要があり、効率化と安全・強靭のバランスが重要性を増しています。

冒頭の欧州メーカー様においても、製造はこれまで欧州が中心だったそうですが、現在は「現地調達とサプライヤー分散を10年スパンでの調達サイドの課題として設定している」とのことでした。

域外バイヤーにとっての、新規サプライヤー開拓の課題

一方で課題として挙げられていたのは、欧州バイヤーから見た場合のアジアでの新規サプライヤー開拓難度の高さです。

『日本であれば多くの優良サプライヤーが存在するのは分かるが、中堅・中小クラス企業となるとアクセスする手法が無い』
『言葉の壁や時差があり、コミュニケーションがうまく取れるかどうかわからない』
『東南アジア等にも製造能力はあるのだと思うが、まったく状況がつかめない』
『部品単品から調達を賄おうとすると、とてもじゃないがバイイングサイドの労力が足りない』

といったお伺いしたコメントに代表されるように、ポテンシャルは感じておられるものの、安定調達という観点から見ると不安が非常に大きいというのが欧州メーカー バイヤーの実感である、とトヨテックは感じています。

トヨテックからのご提案:トヨテックが窓口となり、トヨテックの自社海外工場・サプライヤーを駆使した顧客SCMの補完

トヨテックは日本の中堅企業の中ではいち早く海外工場を設立、日本国内・海外工場でのサプライチェーンを構築してきました。

レンズ製造だけでなくレンズユニットや、顧客製品のOEM・ODMまで手掛けていたことから、当然自社内製造ですべてを完結することは困難で、光学部品に関わる海外サプライヤーの開拓、調達マネジメントには実務者として30年以上の実績があります。

そこでトヨテックの日本国内工場、海外工場(グループ会社含む)、海外サプライヤーを含めたネットワーク、および調達マネジメント能力を、アジア圏におけるサプライチェーン窓口としてお客様にアピール、提供することにしました。

単に部品調達を肩代わりするのではなく、調達した複数の部品をアッセンブリ納入することで、お客様の工程を減らすコスト改善のご提案が可能です。また、トヨテックが直接製造に関わらない部品についても、サプライヤー紹介や部分的にトヨテックが品質保証をすることで、お客様の安定調達に関する不安を解消するというご提案を行っています。

冒頭のお客様においても、こういったトヨテックの姿勢や企業としての安定感、実績を評価頂き、今も安心してお取引いただいています。

海外メーカー様に限らず、光学部品やユニットの安定調達、調達改革をお考えの方は、ぜひお気軽にトヨテックにご相談ください。